みなさんこんにちは。
忙しくて全く更新できず、一年くらい放置してしまいましたw
最近時間が出来てきたのでまた少しずつ更新していきたいと思います。
そして今回は少しシビアな話に触れていこうかなと思います。
タイトル通り値上げについてです。
皆さんも体感してると思いますが、
昨今コロナ明けくらいから、燃料、電気やガスといった光熱費、食品、お米などいろんなものが値上がりしてます。
食費なんかはコロナ前より3割増し、下手したら5割り増しくらい増えたんじゃないかと感じてます。
また僕が住んでる田舎は都市ガスではなくプロパンガスなのでかなり高いです。
1番多い月はガスだけで3万は超えてきますw
※家のガス代ですが。
といった具合に値上げされてないものの方が少ない世の中になってしまいましたが、
個人美容室ではどうなのか?気になるところですね。
個人美容室を経営している方のか中には、もう値上げしたよという方もいれば、なかなか怖くて踏み切れないという方もいるかと思うので、今日はそんな方への話をしていこうと思います。
- 値上げしようか悩んでる
- どれくらい上げるのか?
- 理由やタイミングはどうしよう。
- 値上げして失客しないか?
などお悩みの方に参考になればと思います。
また前もって断っておきますが、必ずしも値上げを推奨するわけではないです。
あと美容室の経営について勉強は少しずつしておりますが、僕は経営のプロではないですし、
あくまで値上げするのであればこうがいいのではないか?という僕個人の考えですのでその上で読んでみてください。
なぜそもそも値上げをするのか?
まずそもそも論ですが、まずはなぜ値上げをしたいのか?という理由も明確にしておいてもいいかなと思います。
今の経営状態やこれから自分がどうしたいのか?
を明確にしたほうがよいということですね。
それがわかるどれくらいの値上げが必要なのかなども明確になってきます。
例えば
- 売上目標に達しない。
- 以前より利益が残らない。
- そもそも安すぎる。
- 時間が欲しい。
この辺でしょうか?
その中でも値上げしたい理由の基本は利益あげたいってのが1番ですよね。
特に個人美容室経営は1人なのでどうしても回転率が悪くなってしまいます。
その分薬剤塗布からシャンプーからドライまで全部ひとりでやる。
その分きめ細やかなサービスが提供できる。
というメリットがあるので、本来は高めに設定しないと利益でにくい構造です。
では一つずつみていきましょう。
①売上目標に達しない。
まずは実際に美容室を経営しはじめてはみたものの売上目標に到達しないというものですね。
ここに関してはすでに予約もほぼうまり稼働率も十分であれば値上げしてもいいと思います。
というかこの場合あげないと目標に到達させるのはなかなか難しいのではないでしょうか。
ただ予約がまだまだ空いてるのにさらに値上げは個人的にはあまり賛成できませんね。
今の価格に対しての提供できる技術やサービスとのバランスが取れてないと判断されてる可能性もありますので、そう言った面の見直しも大切です。
もちろん単に認知されてないというのもあるとは思いますが。その場合は紹介していただくなり、集客をしていく必要がありそうです。
ただ運転資金もしっかりあって、
値上げして多少売り上げ落ちても問題がないというのであればやり様によってはありかもしれません。
②以前より利益が残らない。
うちはここですねw
材料費も多少上がってきましたし、
その他のお店で使うもの、雑誌、生活用品、光熱費など全てが上がっているので思ってるより利益を圧迫しています。
この場合は、あらためてコンセプトやメニュー構成などを見直しながら値上げをしていく必要があります。
そのままではジリ貧になってしまいます。
あとは値上げだけでなく固定費や材料費、個人的な出費を見直して抑えていくことも大切です。
特に仕事に追われていると無意識に無駄な出費が増えてたりするので、意識すると意外と削減できるのでまずここから見直してみましょう。
※特に僕は個人的な出費がいつのまにか多くなってましたw
③そもそも安すぎる。
あとうちはここも最初からかなりミスってます。
最初からあげとけよ!っと昔の自分を殴りたいです。
ただ当時はそんな自信もなかったですし、
僕の場合ちょっと特殊で、
前オーナーがお店を辞めるからということで同じ場所を改装しオープンしたので、
お客様がそのまま引き継げたというメリットはとても大きかったのですが、
前のお店の価格設定が安かったので価格がなかなか上がれなかった
という背景があるので、当時は仕方ないといえば仕方ないかなと。
ただこれだと利益が当然でないので、あげていく必要があります。
開業時から6年経ちますが、メニューにもよりますが、少しずつですが当初より25%くらいは値上げはしております。(それでも平均よりは安いほうかなと思います。)
④時間が欲しい。
これは自分もそうなのですが、以前
というところでも触れてますが、実際個人美容室を経営してみるととにかく時間がありません。
経営してなくても美容師という仕事はなかなか時間がとれませんよね。
ただ若い頃は良いですが、歳を重ねてくると体力も落ちるし、家族との時間も欲しいし中々にバランスが悪くなってきます。
よくいうライフワークバランスというやつですね。
美容室の多くはまだまだ
- 月25日営業
- 10時間営業
- レッスン
- 休みの日は講習会
といったところもあるのでこれでは時間がありません。
個人的にも体力的にもキツくなってきましたし、家族との時間が少ないのは思ったより嫌なことに気付かされました。
しかし休みを増やしたり営業時間を短くすれば売り上げ=利益も減ります。
そこを今の利益のままをキープしつつ休みを増やそうと思うと値上げをしていかないといけません。
これを無理に時短をしてしまうのは個人的にはオススメしません。
時短ばかり意識しすぎると、
接客や仕上がりのクオリティの低下の原因になります。
中には早く終わるのが嬉しいお客様もいるかとは思いますが、その時間が癒しになっている方も多いと思うので、適正な時間内で丁寧にやるというのが大切だと思っています。
もちろん早くできて仕上がりもバッチリ!接客も丁寧!
であればいうことはありませんが、
時間をつめつめでいくとイレギュラーが起きた時に1人だと対応できなくなるので、僕の場合はむしろ少し余裕をもった予約枠にはしてます。
またこの場合はすでにきちんと利益も確保できており、稼働率やリピート率も高い状態だと思うので、個人的には値上げしても問題ない状態だと思います。
そして時短を意識するよりかは、より良いサービスや空間、お客様のニーズに応えることに注力した方がいいかなと思います。
値上げをする理由やタイミング。
というわけで値上げをする理由、したい理由を挙げていったわけですが、
どんな理由やタイミングで値上げしていくと良いでしょうか?
というとこに触れていきます。
極端にいってしまうなら
値上げするのは正直いつでもいいです。したい時にすればいい。
というのが結論になってしまうのですが、
僕も含め中々そうはできないからみんな困ってるわけです。
やはり人間理由がないと行動に移しにくいものですよね。
というわけでどの理由やタイミングが上げやすいか?を書いていきます。
増税や材料費があがったとき。
まずはここですね。
増税などがあると全ての値段が上がります。
それこそ材料費、光熱費、お店に関する全てのものが値上がりしますので、ここは値上げするタイミングとしてはしやすいかと思います。
実際にそのタイミングでうちでも値上げしましたが、その場合あまりに増税より乖離した値上げは避けました。
よくsnsやメディアでも便乗値上げだなどと騒がれていたのでその辺は気をつけました。
ただその時にあとでも触れますが、メニューをリニューアルしたりするのであればもう少し大きく値上げしてもいいかと思います。
お店をリニューアルするとき。
これはすぐにはないかと思いますが、
例えば10年くらい経営していて、オープン当初に比べて
- コンセプトや仕事に対する考え方が変わった。
- 内外装が古くなった。コンセプトに合わなくなった。
- 客層が変わってきた。
などが出てくるかと思います。
そこに合わせてお店自体をガラッとリニューアルさせることも今後可能性としては出てくることと思います。
その時に、
何かに特化させたお店にすることで客層は絞るが少し高単価なサロンにしてしまう
などで全体的な値上げがしやすいですね。(もちろん今の客層を引き継げる様な特化が望ましいですが。)
こうした場合にも値上げはしやすいですし、
見た目や雰囲気がガラッと変われば値上げもしやすいし納得もしてもらいやすいのではないかと思います。
メニューをリニューアルする時。
ここはお店自体のリニューアルほどではないですが、
途中からコンセプトややりたい仕事がかわってくることももちろんあると思います。
お客様の年齢も自分と共に上がってくるのでそこに向けたメニューに特化していく、その時に値段も上げていくのもありだと思います。
僕の場合はオープンからだんだんとメニューが増えてしまい、お客様からしたらどれがなんだか分からない、という声をよくいただく様になったのでかなりシンプルにまとめました。(これはよくあるやつかなと。)
今はほぼ常連の方で構成されているので、
予約自体はメニューをシンプルに取りやすくしておいて、来店された時に選んでもらう様にしてます。
例えばスパなら3種類くらいあるのですが、予約アプリではスパとしてまとめてます。
一応予約アプリでも興味を持ってもらうためかは説明はしてますが、細かな選択は来店してから選んでもらってます。
予約がすでにいっぱいでとれないとき
あとは予約がすでにいっぱいでお断りが続いているタイミングであればいいと思います。
悪くいうとお客様を選んでしまう形にはなってしまいますが、
それで来なくなる方はサービスより価格のほうをどちらかと重視されてる場合もあるので(もちろん全てがそうではないですが。)、
そこの失客は割り切っていかないといけないかなと思います。
サービス業とはいえこちらも人間なので、苦手な方、合わない方というのはどうしても出てきます。
逆にお店や人間を好いてきてくださる方、自分に合う方というのが必然的に残ってくださるので、その方まで予約が取れないことで失客していくというのは勿体無いなとは感じますね。
何かの節目があげやすい。
あとはタイミングとしては、増税とかお店自体のリニューアルであればその時で合わせやすいですが、
その他の場合は何かの節目があげやすいと思います。
例えば材料費が上がったからすぐあげるというのも難しいですしね。
なので
- 年始から
- 年度初めから
- 何周年から
といった節目であれば値上げしやすいタイミングかなと。
値上げの告知はいつからしたらいい?
また告知に関してもその時々の状況やいくら上げるのかというところも関係してくるかと思いますが、
告知のタイミングは早くて半年とか遅くて1.2ヶ月前からでいいかなと。
大きく上げるのであればその分早い方がいいかと思いますが、そこまで出ないのであれば1.2ヶ月先で十分かなとは個人的には思います。
あとは告知を1.2ヶ月後と早めに行うけどちょっと抵抗がある場合、
新規のお客様は上がった値段で対応し、既存のお客様は半年後から上げるといったタイムラグを作ってあげるといいと思います。
特に結構な値上げの場合はちゃんと期間が空いてる方が親切ですね。
僕の場合は価格の上げ幅が微増(微増はあまりよくないらしい)だったので1ヶ月前くらいに告知しましたが特に問題はなかったです。
この辺はお店お店での空気感とかにもよるので正解はないと思うので、
自分の値上げ幅と相談してきちんと準備していきましょう。
ではどれくらいあげるか?
僕の経営のプロやコンサルではないのでそこまでは正直わかりませんが、
個人的な感覚で言うと
1割ならいける。2割までならなんとかというイメージですね。どのメニューを上げるかにもよりますが。
もちろんサロンのコンセプトや雰囲気、技術、地域性や人口、現在の状況にもよるのでこれも一概にはいえないです。
それ以上の3.4割値上げとなるとお店リニューアルやコンセプトの練り直し、メニューの一新などおおきな変化が欲しいところですね。
10000円だったら14000とかですからね。
何も変わらずこれだと流石に失敗しそうです。また割上げする際にちょっと思い切りがいりますが、
メニューをリニューアルするときに
価格を少し上げる+トリートメントやスパのセットメニューだけにしてしまう
ことで一気に客単価はアップするので、
いけそうであればそうした方法も選択肢の一つとしてはありかと思います。
僕の場合はメニューを選びやすくシンプルにまとめてはいきましたが、そこから値段をしっかりあげるということになりますね。
僕のお店ではまだ難しいなとビビっていますが、
やる側としては
-
- メニュー選びでお客様を悩ませない。
- 追加オプションをしていただくことで単価はぐっと上がる。
- ちゃんと意味のあるオプションであればお客様の髪や頭皮の状態も良い方向にキープできる可能性が高くなる。
- それを体感してもらえれば結果、仕事もしやすくなるし、売り上げもあがる。
などのメリットが考えられます。
メリットも多いのですが、
なにぶんこれまで単体メニューだった方からするとトリートメントやスパなどしてもらうサービスは増えますがぐっと値段は上がるのでそこがネックですね。
失客こわい。どうしたらよいか?
また1番値上げで怖いのが失客なんじゃないかと思います。
逆に失客しないのであればいくらでもしますからねw
失客に関しては正直やってみないと分からないことですし、
どのメニューで、どれくらい上げるのか?でも変わってくると思います。
たださっきも告知のタイミングでも触れてますが、既存のお客様にはしばらくの間据え置き期間を設定したり、メニューを組み替えることでより特別感をだしてみたりなど、
やり方によっては値上げというネガティヴな部分を和らげられるのではないかと思います。
そのかわり個人美容室で既存のお客様の割合が8.9割とかの場合ですと、
据え置き期間を設けると値上げの効果の即効性はないのでその辺は現在の状況を見ながらにはなるかと思います。
値上げをポジティブに考えてみる。
ではもし仮に20%値上げして10%失客したとしましょう。
わかりやすく1ヶ月に100人。客単価10000円とします。月の売り上げは100万です。
ではこれを20%値上げして、10%失客したとします。
20%アップなので客単価は12000円になり、10%失客なので90人になります。
この時の売り上げは108万になります。
なんと10人お客様が減るのに8万も売り上げが上がりました。
ということは時間もできて利益も上がることになります。
そしてその空いた時間にその値段でも良いよという方が来店されるとしたら
100人✖️12000=120万
の売り上げになるわけです。
20万売り上げが上がるのはすごいですね。
またメニューのやり方次第ではありますが、客単価も上がっているので材料費の比率は下がりますので、利益が出しやすい状態に持っていけます。
その辺はこの本に詳しくあるのでオススメでしたよ。
Amazonリンクカエレバ。
20%失客すると80人になり客単価12000なので
80✖︎12000=96万
なので4万売り上げは減りますが、
1人1時間としても少なくとも月に20時間は時間が浮きます。
この辺をどうみるかですね。
ただし、あくまでシミュレーションですので、
値上げをしてでも行きたいと思ってもらえる様なサービスの提供が必要ですね。
そこはメニューだけでなく、日頃から自分のお客様のためのこだわりや考え方などに共感してもらえる様な仕事を心がけていくことが大切かなと思います。
まとめ
というわけで今回は個人美容室の値上げについて話しましたが、
ちょっとはイメージが湧いてきたでしょうか?
冒頭お話しましたが、必ずしも値上げを推奨するわけではないですが、
値上げするとしたらこういった考え方もあるよということで参考にしてください。
ありがとうございました。

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